今日の講習
講習の主な内容、注意点などを掲載いたします。講習日から一週間程度かかりますのであしからずです。
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平成24年10月16日 このページから、ホームページ作成用のWORDのバージョンが 「WORD2010」にかわります。 互換モードを使って「WORD2007」に合わせて説明いたしますが、 部分的に「WORD2007」と異なる部分のある場合は、双方説明いたします。 疑問のある場合は、メールにてお問い合わせください。 「WORD2007レイアウトテクニック」総合問題2です とっても難しそうなポスターですがポイントは @背景になる図形「大波」 A前景となる図形「円/楕円」 の二つの図形の取り扱いです。 |
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@背景になる図形「大波」 |
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これが完成図です。 まず、テーマの配色を「デザート」に変更してください。 各テーマの配色を、一覧表にしましたのでご参考に。 テーマの配色表ダウンロード 背景になる図形は、オートシェープの「大波」を使っています。 つまり、曲線を「大波」のある部分を使っています。 一番上の曲線について検証してみます。 ![]() 下の図を見ていただくと、用紙の幅の約2倍の大きさの 「大波」の曲線の一部を使ったものだというのがわかります。 ![]() 同じように、すべての曲線について検証をしてみると下のようになります。 赤い線 用紙幅の 2.19倍 濃い青の線 用紙幅の 1.71倍 緑の線 用紙幅の 1.96倍 濃い赤の線 用紙幅の 1.68倍 となり、各曲線を構成する「大波」の大きさが微妙に違うのがわかります。 ただ、この数字については、スキャンした図の上に図形を重ね合わせたものですので あくまでも、目安です。 (スキャンした図は歪みますから) このように図の大きさをいちいち変えるのは大変なので、 ここでは、一番最初に作った「大波」をコピーして 回転角度と、使う部分を変えて使っていきます。 ポイントはAとBの部分の図の重なりです。 ![]() それでは実際に作っていきます。 「WORD2007レイアウトテクニック」「総合問題2」の「総合問題2」を開いてください。 ページの下にテキストボックスがありますので、 このテキストボックスを上に移動してください。 上に移動しておかないと、あとから作る「大波」に隠れてしまい、いちいち前に出さなければいけますん。 ![]() 一つ目の大波を作ります 大きさは適当で構いません この大波を大きくします。右隅にカーソルを当ててハンドル( ![]() ![]() 図形は用紙からはみ出ても構いません。 カーソル( ![]() 高さも大きくしてください ![]() このくらいの大きさでいいと思いますが、実際の大きさがわかりません。 大きさの確認は、「ホーム」→「サイズ」で確認してください。 再度大きくしたい場合は、右隅のハンドルが表示されるまで、「大波」を左に移動してください。 ![]() 今作った「大波」の大きさが表示されています。 高さが「234.67」ということは、用紙の高さが「297」ですから、用紙高さの約80% 幅が「424.89」ということは、用紙の幅が「210」ですから、用紙幅の約202% になります。 約2倍ということがわかっていれば、この部分の数字を変えて拡大をしてもOKです。 ![]() この図には回転ハンドルが表示されていません。 これは図が大きくなったため、回転ハンドルが用紙からはみ出てしまったためです。 図形「大波」を、左に移動してください。 塗りつぶし「アイスブルー、アクセント1」、図形の枠線「線なし」 ![]() 「回転ハンドルを使って回転をする」&「図形を移動する」を繰り返し 完成図を参考にしながら、図形を配置してください。 ポイントは 「A」の位置です。 回転の時のご注意です。 回転ハンドルは緑のハンドルの上にポインターを乗せなければ出ませんが、 クリックしてつかんでしまえば、距離が離れても問題ありません。 少し離れたところで「円」を描くように、回転ハンドルを動かして、図形を回転させてください 配置をしたら、図形が範囲指定されている(ハンドルが表示されている)のを確認して コピー→貼り付け→図形の塗りつぶし「白、背景1」を連続作業で行ってください。 途中で、余計なクリックをすると、図形が行方不明になってしまいます。 ![]() ![]() 今作った「白の大波」を、同じように、回転と移動を繰り返して配置します。 ポイントは「A」と「B」です。 図形の大きさが大きいので、テキストの完成図のような配置にすることはできませんが 近い配置でOKです。 配置をしたら、図形が範囲指定されている(ハンドルが表示されている)のを確認して コピー→貼り付け→図形の塗りつぶし「アイスブルー、アクセント1」を連続作業で行ってください。 ![]() ![]() 今作った「アイスブルーの大波」を、同じように、回転と移動を繰り返して配置します。 ポイントは「A」です。 配置をしたら、図形が範囲指定されている(ハンドルが表示されている)のを確認して コピー→貼り付け→図形の塗りつぶし「白、背景1」を連続作業で行ってください。 ![]() ![]() 今作った「白の大波」を、同じように、回転と移動を繰り返して配置します。 ポイントは「A」です。 ![]() これで「大波」が配置されました。 4つの図形で構成されているため、一つでも移動をしてしまうと構成が崩れてしまいます。 この後「円/楕円」を使って、前景となる写真を配置しますが、 その時にこの背景の「大波」を移動させてしまわないように注意してください。 |
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A前景となる図形「円/楕円」 | |
前景は、図形「円/楕円」で円を描き、図形の塗りつぶしで、写真を配置します。 写真を配置するときに、「図の縦横比を固定する」ことが必要です。 図形「円/楕円」を使って円を描きます。 「Shift」キーを押しながら、正円を一つ書いて下さい。 その円をコピーして3つにします。 コピーした円を移動して、横に3つ並べます。 この時に、左の円の横位置と、右の円の横位置をある程度決めてください。 ![]() ![]() 「Ctrk」キーを押しながら3つの円を選択して 「書式」→「配置」→「上揃え」(下左図) これは「上揃え」でも「中央揃え」でも構いません。 「書式」→「配置」→「左右に整列」(下右図) これは、一番右の図の位置と、一番左の図の位置を固定して 真ん中にある図を等間隔に整列します。 ![]() ![]() 整列が終わったら「グループ化」をしてください。 このグループ化をしたものを、「コピー」→「貼り付け」でもう一つ作ります。 コピーされたものは、円の配置のガイドに使います。 わかりやすいように、枠線の色を「赤」に変えてあります。 ![]() ![]() これを「書式」→「回転」→「右へ90度回転」(「左へ90度回転」でもOKです)をして 元の図形の左の円に重ねます。 元の「グループ化」をした3つの円(図では「黒」)をコピーして、あと2つ作ります。 ![]() ![]() 作った図形の左の円が、ガイド(赤い円)に重ねるように移動します。 「Ctrl」キーを押しながら3つの図形を選択して「グループ化」してください。 ![]() ![]() これで、正円が9個、左右上下に等間隔に配置されました。 「グループ化」をしたものを、移動して、ガイドにした円を削除してください。 移動した9つの図形(グループ化されているので1つの図形)の位置を整えます。 水平方向については「配置」→「左右中央揃え」で中央に配置できますので 垂直方向については「矢印キー」を使って、下に移動してください。 (ドラッグで移動する場合は「Shift」キーを押しながら移動しないと水平方向中央が崩れますよ) ![]() ![]() これで9つの円の配置は完了です 次はこの円の中に写真を挿入します。 ![]() |
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図形「円/楕円」の中に「塗りつぶし」を使って写真を挿入する。 | |
9つの図形の取り扱い方です。 「グループ化」をした図は、一つの図形として扱われますが、 そのままでは、一つひとつの円に写真を挿入することができません。 一つの円として取り扱うためには、 全体の範囲指定をした後、もう一度取り扱いたい円をクリックします。 右の図のように、一つの円の範囲指定ができます。 ![]() ![]() 写真を挿入します。 範囲指定をした円の上で「右クリック」→「オートシェープの書式設定」→「色と線」タブ→「塗りつぶし効果」で 「塗りつぶし効果ダイアログ」が出ますので、「図」タブクリック または 「書式」→「図形の塗りつぶし」→「パターン」で 「塗りつぶし効果ダイアログ」が出ますので「図」タブクリック これからは共通です。 「図の選択」で「Word2007レイアウトテクニック」→「総合問題2」の「01カトラリー」を選択して「挿入」 ![]() ![]() 「塗りつぶし効果ダイアログ」に戻るので 「図の縦横比を固定する」にチェックを入れて「OK」クリック ![]() これで、図形「円/楕円」に写真が挿入されます。 ![]() 「図の縦横比を固定する」にチェックを入れた時と、入れなかった時の比較です。 左が、元の写真、中央がチェックを入れたとき、右がチェック入れなかった時です。 チェックを入れた場合は、元の写真の左から、正方形を切り出し、それを円の形に切り出しています。 チェックを入れない場合は、元の写真を、正方形に圧縮して、それを円の形に切り出します。 ![]() ![]() ![]() 同じように残りの8つの円に、写真を挿入してください。 ************ 図を挿入したい図形をクリックして範囲指定をしてから、図を挿入してください。 ![]() 図形「円/楕円」の枠線を変更する。 この場合は、「グループ化」された9つの円を、同じ色、同じ太さに変更しますので 一回の変更で9つの図形を変更することができます。 一つの円の選択を外すために、9つの円の外でクリックして、 もう一度、グループ化された9つの円のどこかでクリックをしてください。 ![]() 「書式」→「図形の枠線」→「枠線の色」を「アイスブルー、アクセント1」 「図形の枠線」→「線の太さ」を2.25Pt にしてください。 これで9つの図形の枠線が変更されます。 ![]() 最初に移動したテキストボックスを元の位置に移動してください。 移動をすると、このように枠線だけが表示されます。 これは、あとから作成された樹形が、前面になってしまうので、元からあったテキストボックスが 背面に追いやられてしまうからです。 枠だけ残っていますので、この枠を消さないよう(どこかでクリックをしない)にしていただいて 「配置」→「前面に移動▼」の▼クリック→「最前面に移動」クリック で、テキストボックスの内容が表示されます。 ![]() ![]() |
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その他注意事項 | |
主なところだけ説明させていただきましたがお分かりいただけましたでしょうか。 すみません、左上に図形を入れるのを忘れました。 一番最初の「大波」をコピーして、ずーーと上に移動してください。 |