今日の講習

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平成24年3月27日
ハンコを作ろう
前回の「アジサイ」を印刷しようとしたのですが、当然同じようなものなので
「私のだ」とわかるように、「ハンコ」を押していただこうと考えて「ハンコ」の作成をお願いしました。

1.テキストをお渡しし、講師機のWORD「ハンコを作ろう」を取りこんでいただきました。
テキストは下記のようなA4の一枚モノです

取りこんでいただいたWORDは上記のテキストの原本で
皆さんご自身の「ハンコ」を作る時の見本です。
これを参考に皆さんの「ハンコ」を作っていただきました。
と、ここで皆さんが興味を示されたのが「枠のかすれたハンコ」「文字の段のついたハンコ」でした
2.と、いうことでまず「枠のかすれたハンコの作り方です
と、その前に「コピー」「貼り付け」の理屈です。
今回は「WORD」でコピーをした図(ハンコの枠・名前)を「ペイント」に貼り付けて加工します。
エエ!!・・「WORD」の図を「ペイント」にーーーーー。

と、その前に「ペイント」ってなんですか・・ですね。
「ペイント」は絵を描いたり、写真を加工したりする、図形処理プログラムで
「Windows」を買うと自動的についてくるアプリケーションです。
「スタートボタン」→「アクセサリー」の中に「メモ帳」や「電卓」といったものと一緒に入っています。
「Windows」には他に図形処理プログラムがなく、これが唯一のものです。
今回はこの「ペイント」を使って「かすれ」や「段付け」をします。

「コピー」「貼り付け」の理屈ですが

「WORD」や「EXCEL」で「コピー」のボタンをクリックすると、
コピーを指示された物体?(文字や図形といったもの)は一旦クリップボードというエリアに保管されます。
(これは好むと好まざるにかかわらずそうなります)
そして、次に「貼り付け」をクリックしたときに、この「クリップボード」にある物体?が
貼り付けを指示された場所に引っ張り出されて「貼り付け」されます。
この「クリップボード」は一台のマシンに1か所しかなく「WORD」「EXCEL」「その他のアプリ」は
すべてこの「クリップボード」を使っているので、アプリ間で「コピー」をした物体の共有ができるのです。


ということで「WORD」でコピー(クリップボードに保管する)した物体を「その他のアプリ」の「ペイント」で使えるのです。
但し、今のところは、貼り付けできるのは「直前にコピーした」物体だけです。
(が、実際のクリップボードは20個まで蓄えることができます。この方法は後日です)


@ ペイントの準備をしてください。
ペイントの画面を開いて(「スタートボタン」→ホルダー「アクセサリー」クリックで「ペイント」クリック)いただいて、
ペイント画面の白い部分をなるべく小さくします。
この白い部分は画用紙に当たるもので、ペイントでは「キャンバス」と言います。

貼り付ける物体のほうが大きければ「キャンバス」はその大きさまで広がります。
キャンバスが大きければ「キャンバス」はそのままですので、後から小さくしなければいけません。
二度手間をかけないためにもキャンバスはなるべき小さく。

キャンバスの用意ができたら一旦「ペイント」の画面を最小化して下さい。

Aコピーをしたい物体を「コピー」します。

「右クリック」→「コピー」

または「選択」→「コピー」です。

「WORD」の画面はそのままで「タスクバー」にある「ペイントクリック」&「貼り付け」をします。
この時にクリックする「貼り付け」のボタンは「ペイント」の「貼り付けボタンです」
下の図のように間違えてクリックすると、物体は「WORD」に貼り付けられます。


貼り付け後の「ペイント」の画面です。

この時点で、物体は「ワードアート」・「図形」の塊から、「図」に変わりますので
図の変更、ワードアートの文字の変更はできません。

「ペイント」の描画ツールに「エアブラシ」というツールがあります。
エアブラシは、普通に使うと、下のような図を描くことができます。



スプレーの塗料と同じで速く動かせばかすれます。
これを使います。
色を「白」にして、なるべく早い速度でかすれを出したい部分に「白」を吹き付けるとかすれた感じになります。

B「ペイント」で色を「白」にする


「白」をクリックすると「色1」が白に変わります。
上の画面は「Windows7」のペイント画面です。
WindowsXP、WindowsVistaも場所は違いますが、同じようなパレットがあります。

Cツールを「エアブラシ」に設定してかすれを作る。

      
Windows7                                           windowsXP,Vista

マウスのポインターを「キャンバス」に戻すと、マウスの形がになります。
かすれさせたい部分の内側にノズルの先を置いて
  

外側へ素早く。。クリックしながら動かして下さい。
動きが遅いと「かすれ」ではなく「欠け」になってしまいますよ。



どうですか。。うまくいきましたか?

なぜ、内側から外側に向かうかというと、文字にかすれを作らないためです。
外側から内側に向かって動かすと、文字の手前で止めるのは至難の業です。

D出来上がったもの(図)を「WORD」に戻す

Windows7
「選択」→「すべて選択」→「コピー」
   

WindowsXP,Vista
「編集」→「すべて選択」→「編集」→「コピー」
  

で。。「WORD」に戻って「貼り付け」をすれば、「WORD」に今作った「かすれのあるはんこ」が貼り付けられます。



完成です!!!!!

3 「段のついたはんこ」の作り方
文字の部分だけを「ペイント」に貼り付けてください
枠のついたままでもいいのですが、初めのうちは名前の部分だけで処理をして
「WORD」に戻してから枠をつけたほうがいいと思います。



下図のようにカーソルをAにおいてBまでドラッグして下さい(範囲指定)

   

範囲指定した部分にポインターを入れて左へドラッグです



ずらす量を確認しながら動かして下さい



ずらし終わったら、この図を「WORD」に戻して「枠」をつけてください。

「ペイント」の画面は、OSによって異なります。
これは、説明の中にあるように、アプリ「ペイント」はOS(Windows XP、Vista、7など)に
付属するアプリだからです。Win7から「リボン」が導入されました。